水を抜いたため池で捕まえた生き物を観察する子どもたち=三条市下保内
水を抜いたため池で捕まえた生き物を観察する子どもたち=三条市下保内

 新潟県三条市下保内で、子どもたちが里山の生き物や生態系について学ぶ「ため池の水全部抜いてみた大作戦with三条YEG」が行われた。三条市内の親子連れら24組が参加し、ため池に生息する魚や周辺の植物に触れながら、自然環境への理解を深めた。

 外遊びの機会が減った子どもたちに、自然とふれあう機会を提供し、生物や生態系を取り巻く問題に興味を持ってもらおうと、三条商工会議所青年部(YEG)が3日に開催した。

 催しでは、にいがた里山研究会の小林良範代表が講師を務め、ため池周辺の植物や昆虫の生態について説明。ため池からコイやフナなどのさまざまな生き物が運ばれてくると、子どもたちは「これは何?」と間近で観察...

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