
中国や漢字に関わるさまざまなパフォーマンスが披露された中日友好漢字文化大会=11月23日、三条市庭月
漢字を通じた交流と中国伝統文化の発信などを目的に11月23日、新潟県三条市の諸橋轍次記念館(庭月)で「中日友好漢字文化大会」が、初めて開かれた。会場を訪れた約100人は、中国人留学生や日本在住の中国人、中国語を学ぶ日本人らによる漢詩の朗読や武術剣の舞、太極拳などに触れた。
在新潟中国総領事館と三条市の主催。イベントの趣旨から、漢学研究に生涯をささげた博士の記念館が会場に選ばれた。
開催を企画した崔為磊(さい・いらい)総領事は「漢字は中国文化のシンボルで、中日両国のかけがえのない絆の役割を果たしている。大会で中国文化への理解を深めてほしい」などとあいさつした。
大会では、総領事館が管轄する新潟...
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