年の瀬を迎えた12月30日、新潟県長岡市寺泊地域の魚の市場通りや新潟市中央区の商業施設「ピアBandai(万代)」は、年越しや新年の食材を買い求める人でにぎわった。海の幸が並んだ店内は「いらっしゃい」という店員の威勢のいい声が響き、活気づいていた。
魚の市場通りは「魚のアメ横」として知られる。鮮魚店「市場通り 金八」によると、カニが例年より1割以上値上がりするなど、魚介類も物価高の影響を受けているという。それでも店内は早朝から大勢の客であふれ、「お正月は特別」と次々と選んでいった。
カニやイクラを買った見附市の女性(73)は「帰省中の娘家族と一緒に食べるのが楽しみ」と話していた。
一方、...
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