南極観測隊を経験したスタッフによる出前授業「南極クラス」=上越市柿崎区上下浜
南極観測隊を経験したスタッフによる出前授業「南極クラス」=上越市柿崎区上下浜

 上越市柿崎区の上下浜小学校で、元南極地域観測隊員による出前授業「南極クラス」が行われた。6年生11人が、昭和基地で撮影された映像などを見て、南極の過酷な自然や観測隊員の仕事を学んだ。

 ミサワホーム北越(新潟市中央区)が主催。授業は5日にあり、昭和基地の建物建設を手掛けるミサワホーム総合研究所(東京)の堀川秀昭さん(52)が講師を務めた。

 観測隊に計3回参加した堀川さんは「ブリザードは新幹線と同じくらいの速度で風が吹き、外に出るときは命綱を付ける」と自然の厳しさを説明し、風を発生させる装置で風速60メートルを実演した。白夜やオーロラなどの現象のほか、基地の生活を写真や動画で紹介した。

 初の海外...

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