榊神社に設置された茅の輪=上越市大手町
榊神社に設置された茅の輪=上越市大手町

 上越市大手町の榊(さかき)神社と北本町2の陀羅尼(だらに)八幡神社に、地元住民らが作った茅の輪が置かれた。くぐることで疫病や災いを取り除き、福を招くとされるもので、30日開催の「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」を前に作られた。

 夏越の大祓は、半年間の罪やけがれなどをはらう神事。茅の輪は2021年夏、新型コロナウイルスの感染拡大を受け陀羅尼八幡神社に設置し、今年から榊神社でも置き始めた。

 茅の輪は直径2メートルほど。陀羅尼八幡神社の氏子総代や有志ら約20人が6月上旬、関川の河川敷で刈ったカヤを竹製の芯に巻き付けて作り、陀羅尼八幡神社と榊神社に設置した。参拝に訪れた地元住民らは作法にならって...

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