保育研修会で手品を披露する大友剛さん=上越市のリージョンプラザ上越
保育研修会で手品を披露する大友剛さん=上越市のリージョンプラザ上越

 豊かな子育てを考える保育研修会が、上越市のリージョンプラザ上越で開かれた。ミュージシャンでマジシャン、翻訳家の大友剛さん(48)が子どもの笑顔を引き出す手品や音楽を実演した。

 上越市私立保育園協会が6月14日に開き、保育士ら約300人が参加した。大友さんは、ノートの表紙をハンカチで拭うと白いページに塗り絵が現れる手品を披露。手軽な手品を保育や子育てに取り入れることを勧め、「普段しゃべらない子が心を開くことがある」と語った。

 音楽については、子どもの発想力を生かすことを呼びかけた。以前のショーで、子どもにピアノとけん盤ハーモニカの同時演奏をせがまれ実践したエピソードを紹介し、「『正しい音楽』で...

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