県消防救助技術大会で訓練の成果を披露する消防士=2日、新潟市中央区鐘木
県消防救助技術大会で訓練の成果を披露する消防士=2日、新潟市中央区鐘木

 新潟県内の消防士が災害時の救助技術を競う県消防救助技術大会が7月2日、新潟市中央区鐘木の市消防局で開かれた。県内の全19消防本部から約250人が参加。強い日差しが照りつける中、仲間同士で声をかけ合い、確実で迅速な救助の腕前を披露した。

 県消防長会が主催し、41回目。壁やロープなど5つの障害を5人一組でクリアする「障害突破」など8種目あり、タイムと救助方法の正確さで順位を決める。空気呼吸器を装着した要救助者の捜索や15メートルのはしごを登る速さが競われ、会場は大きな声援に包まれた。

 バランスを保ちながら20メートルのロープを往復する種目で1位に輝き、全国大会出場の切符を手にした村上市消防本部の...

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