
災害に対応する地域の力を強化する方法などを議論したパネルディスカッション=長岡市大手通2
震災の経験や教訓を次世代に伝えるための取り組みを、産学官民が発表するイベントが、長岡市大手通2のミライエ長岡で開かれた。大規模地震に見舞われた際に、地域が災害に対応する力を発揮する方法や、そのための準備について、意見が交わされた。
内閣府などが9月6、7日に新潟市中央区の朱鷺メッセで開く「防災推進国民大会」のプレイベントとして13日にあり、約70人が参加した。パネルディスカッションに6人が登壇し、地区防災計画の在り方や避難所運営などを話し合った。
災害への対応や避難のマニュアル化について、長岡技術科学大の上村靖司教授は「現場ではマニュアル通りにいかないケースが多い。置かれた状況の中で、常に柔...
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