~資源循環型カーボンブラック採用タイヤで、第4戦の2日連続優勝に続き3勝目~

2025年9月29日

SUPER GT第6戦SUGO・GT300クラスでDUNLOP装着車が優勝

~資源循環型カーボンブラック採用タイヤで、第4戦の2日連続優勝に続き3勝目~

 

 住友ゴム工業㈱がDUNLOP(ダンロップ)タイヤを供給するチームが、9月20日から21日にスポーツランドSUGOで開催された国内最高峰の自動車レース「2025 AUTOBACS SUPER GT」第6戦のGT300クラスで優勝しました。優勝車両は、当社と三菱ケミカル株式会社が協業で取り組んでいる資源循環型カーボンブラック採用タイヤ※1を装着しています。このタイヤは8月に行われた第4戦から投入しており、第4戦の2日連続優勝※2に続き3勝目となりました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509296112-O1-0dX38JA3

「Syntium LMcorsa LC500 GT(60号車)」 レースの様子

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509296112-O2-1036zs43

GT300クラス優勝を果たしたドライバー
(左から、吉本大樹選手/河野駿佑選手)

 

 SUPER GT第6戦は、20日に予選、21日に300kmの決勝レースが行われました。雨の影響はなく、予選・決勝ともにドライコンディションとなりました。DUNLOPタイヤを装着した「Syntium LMcorsa LC500 GT(60号車)」は、予選2位からスタートし、レース序盤で予選1位の車両を抜いてトップを維持。中盤には約1時間レースの一時中断が発生するなど荒れた展開となりましたが、DUNLOPタイヤは終始安定した性能を発揮し、「Syntium LMcorsa LC500 GT(60号車)」の今季初優勝を力強く支えました。

 

 資源循環型カーボンブラック採用タイヤは、8月に行われた第4戦で初めて実戦投入※3されたもので、タイヤ事業における循環型ビジネス(サーキュラーエコノミー)構想「TOWANOWA(トワノワ)」※4の一環として製造されました。ゴム片や使用済みタイヤをコークス炉に投入してケミカルリサイクル※5を行い、得られたタールからカーボンブラックを生産することで、CO₂排出量の削減が期待されています。

当社は、最新の車両が投入されるタイヤ開発の最前線にあたるモータースポーツ分野において、サーキュラーエコノミーの推進と、サステナブル原材料を使った製品開発を行うことで、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速していきます。

 

※1 住友ゴムと三菱ケミカルがタイヤ用カーボンブラックにおける資源循環の取り組みで協業を開始

https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2025/sri/2025_006.html (2025年1月30日発行リリース)

※2 資源循環型カーボンブラック採用タイヤで、SUPER GT第4戦GT300クラスで2日連続優勝 

https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2025/sri/2025-70dvql4p00000v50jh.html (2025年8月8日発行リリース)

※3 資源循環型カーボンブラック採用タイヤを『2025 AUTOBACS SUPER GT』第4戦 GT300クラスに投入 ~三菱ケミカルとの協業成果を実装、今後一般用タイヤにも展開予定~ | 住友ゴム工業   https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2025/sri/2025_055.html  (2025年7月29日発行リリース)

※4 タイヤ事業におけるサーキュラーエコノミー構想「TOWANOWA(トワノワ)」を策定 https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2023/sri/2023_018.html (2023年3月8日発行リリース)

※5 使用済みの資源を化学的に分解し、原料に変えてリサイクルする方法

 

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 タイヤお客様相談室  TEL:0120-39-2788