第20回統一地方選挙は、前半戦の新潟県議会議員選挙と新潟市議会議員選挙が3月31日午前、告示された。4月9日の投開票に向けて、9日間の論戦が始まった。31日正午現在、定数53の県議選には71人、定数が1減り50となった新潟市議選には、72人がそれぞれ立候補を届け出た。届け出は午後5時に締め切られる。
地域の経済や医療、公共交通などあらゆる面に影響を及ぼす人口減少の対策について各候補者が何を訴えるか注目される。県議選では東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に対する考え方も問われそうだ。
県議選は全27選挙区のうち、新潟市中央区など14選挙区が定数を超え選挙戦が確定した。一方、同市東区など13選挙区は無投票の公算が大きい。定数に占める無投票当選者の割合が戦後最大になる可能性がある。
新潟市議選は全8区で選挙戦に入った。中央区は7人超過しており、激戦の様相だ。