
新しい執行部の体制などを決めた共産党県委員会の県党会議=2月12日、燕市
共産党新潟県委員会は2月12日、今後の方針や執行部の体制を決める県党会議を燕市で開き、書記長に党新潟地区委員長の田中眞一氏(61)を新任した。書記長の交代は2012年以来、12年ぶり。県委員長には樋渡士自夫氏(70)を再任した。
書記長だった川俣幸雄氏(68)は副委員長に就いた。このほか、副委員長に遠藤玲子前県議(68)と、田中俊之氏(58)を再任した。
県党会議では次期衆院選に向けた活動方針も決定。共産は衆院比例北陸信越ブロックで確保していた1議席を21年衆院選で失っており、議席奪還へ県内で比例は11万6千票、得票率10%以上を獲得することを目標に掲げた。そのために「選挙準備と党員拡大を一...
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