厚生環境委員会にオンラインで出席し、質問する荒木法子氏(モニター内)=3月6日、県議会
厚生環境委員会にオンラインで出席し、質問する荒木法子氏(モニター内)=3月6日、県議会

 新潟県議会議員で、産休を取っている自民党の荒木法子氏(新潟県長岡市・三島)が3月6日、県議会の厚生環境委員会に自宅からリモート(遠隔)で参加した。県議会の議案審査がインターネット通信を介する「オンライン」で行われたのは初めて。荒木氏はモニター越しに県福祉保健部に対して子宮頸(けい)がん予防について質問した。

 県議会は、感染症禍や大規模災害、育児、介護を念頭に、常任委員会や特別委員会で議員がオンライン出席できるよう、会議規則を2月定例会から変更した。

 3月6日は荒木氏からオンライン出席の申し出があったため、会場にはモニター2台と、マイクとカメラの装置が設置された。モニターには産後約2週間の荒木...

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