小学2年の女の子の孫を下校後に時々預かっている祖父母から相談が寄せられました。学校では仲のいい友だちもいて活発だが、両親や自分たちには反抗的な態度で困っているそうです。発達心理学の専門家に聞きました。

<イラスト・報道部 高橋佐紀>

 Q なぜ反抗的な態度を取るのでしょうか。

 A 友だちと良い関係を保つために頑張っているお子さんなのかなと推測します。幼児期は自分には能力があるといった有能感を持っていた子も小学校に入ると、勉強や運動で得意や不得意がはっきりと見えてきて、他の子と比べて自信を無くしたり、葛藤を抱えたりする時期でもあります。頑張っているが故に、疲れやイライラを、甘えても大丈夫だと思う両親や祖父母にぶつけているのかもしれません。

 Q どう接したらいいですか。

 A 子どもがきつい言葉を言ったり、悪い態度を取ったりしたら、その子自身を否定するのではなく、「その言葉は悲しい」とか「その言い方は傷付くよ」と教えてあげてください。子どもを「ゆったり見守る」立場でいるのも大切です。両親に注意され、祖父母にもまた同様に注意されると子どもの気持ちの逃げ場がなくなります。子どもが不安などを抱え、そのことを話してきたら、遮らず、気持ちを受け止めましょう。もやもやした気持ちに共感し、じっくりと話を聞いてあげてください。そうすると子どもは安心します。

 Q 反抗が続く場合はどうしたらいいですか。

 A 両親に普段の様子について心配していると伝え、話し合ってみるといいでしょう。それでも心配なことがあれば、両親を通じて、まずは学校のスクールカウンセラーなど信頼できる専門家に相談してください。

(新潟県立大の角張慶子准教授に聞きました)

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