親が忙しいとき、子どもがわがままになったり、ささいなことで泣き出したりしませんか。対処法を専門家に聞きました。

<イラスト・報道部 高橋佐紀>

 Q 子どもはどんな気持ちでしょうか。

 A おもちゃを散らかしたり、きょうだいを泣かせたりするのは、怒られても構ってほしいからです。「待ってて」と伝えるなら、「料理をしないとみんなが食べられないからね」などと理由を添えてください。ただ、それでは子どもは不完全燃焼のまま。その後か一度手を止めて、2、3分でも応えてあげましょう。

 Q なかなか言うことを聞いてくれません。

 A それは主張や選択ができる証しです。自分で決め、実行する子になれば親の負担は減ります。家事の協力者として、最初は休日に、ゆくゆくは平日も手伝ってもらっては。任せることで子どもの意欲や自信が育ちます。4歳くらいなら、一緒に相談してルールを決められます。ルールを守れないなら、それが今の発達段階。どうすれば守れるか再び相談しましょう。

 Q 静かにしてほしくて、テレビやスマートフォンを見せてしまいます。

 A 小さい頃は親の都合で与えられ、小学生になったら見ていると怒られるのは理不尽です。見始めた年齢が低いほど依存しやすいでしょう。おもちゃも本も急に1人で読んだり、遊んだりはできません。まずは一緒にやって、1人遊びをできるようにしましょう。

 Q 気を付けることは何ですか。

 A 日ごろから、たくさんスキンシップを取ってください。「疲れたからハグさせて」というのはどうですか。子どもの存在の大切さを伝えてください。親が自分の頑張りを認められることも重要です。平日は出来合いの総菜などで時短化し、休日は家族で家事と遊びを楽しみましょう。

(新潟市中央区にある子育て支援施設「はっぴぃmamaはうす」の松山由美子さんに聞きました)

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