実際の選挙で使われている記載台や投票箱で模擬投票をする生徒たち=燕市吉田東町
実際の選挙で使われている記載台や投票箱で模擬投票をする生徒たち=燕市吉田東町

 高校生たちが政治や選挙の重要性を学ぶ「明るい選挙出前授業」が吉田高校(新潟県燕市吉田東町)で行われた。1〜3年生約200人が参加し、模擬投票も体験。選挙権を得る18歳を前にした生徒たちが多く、「有権者になったら、立候補者の主張をよく聞いて投票したい」と理解を深めていた。

 授業は5月23日に行われ、県選挙管理委員会の担当者が講師役となって、若者の投票率の低さとその問題点について解説した。投票率が低くても選挙のやり直しはできず、投票した一部の人に有利な政治になる可能性があると説明。「投票することで、若者を代弁する人が当選し、若い世代の考えが政治に反映されることにつながる」と呼びかけた。

 模擬投票...

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