
地域のさらなる活性化に向けて機能を強化する燕市産業史料館=燕市大曲
新潟県燕市は2024年度、燕市産業史料館(大曲)の機能強化に取り組む。体験工房館にデジタル機材を導入し、地域の子どもたちが最先端のものづくりに触れる機会をつくるほか、築約120年の土蔵を改修し、ショップなどとして活用する。来春までの完成を目指す。
総事業費は5981万円で、市議会6月定例会で可決された2024年度一般会計補正予算に計上していた。
内閣府は5月、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念に沿って、まちづくりを進める24自治体を「SDGs未来都市」に追加選定。そのうち燕市など10自治体の取り組みをモデル事業に認定し、最大2千万円を財政支援する。
燕市産業史料館の機能強化は選定...
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