田んぼを背景に酒瓶を使って演奏する明治大の学生たち=南魚沼市五郎丸
田んぼを背景に酒瓶を使って演奏する明治大の学生たち=南魚沼市五郎丸

 新潟県南魚沼市の名産品である日本酒にちなんだ音楽で地域を盛り上げようと、明治大学の学生が水を入れた酒瓶をたたいて音色を奏でる楽器を製作した。学生たちは「酒瓶楽士(サカビニスト)」という名前で活動。動画投稿サイトや交流サイト(SNS)に投稿し、市の魅力を発信する。

 酒瓶楽士として活動するのは、情報コミュニケーション学部の4年生6人。地方創生を学ぶゼミ活動の一環で、南魚沼市と交流を深めてきた。

 活動は2023年春、吹奏楽経験のあるメンバーが音楽を通じて地域を盛り上げようと考えたのが始まり。日本酒に目を付け、酒瓶を使って演奏することを思い付いた。

 1・8メートルほどの支柱に水を入れた酒瓶を数本つる...

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