
タンク100本分の原酒を味わい、奥深さを感じた「きき酒会」=長岡市朝日
新潟県長岡市朝日の朝日酒造で、タンクに貯蔵している原酒を試飲する「きき酒(しゅ)会」が、8月31日と9月1日に開かれた。100本のタンクから取り出した原酒が用意され、日本酒ファンが味わいや香りの違いを堪能した。
酒蔵の夏の伝統行事で、タンクごとの酒質や熟成具合を評価する「初呑切(はつのみき)り」を体感してもらおうと、2015年に始めた。新型コロナウイルス禍の休止を経て、5年ぶりの開催。2日間で約400人が参加した。
タンクから瓶に詰められた「久保田」「越州」などの原酒100本が、朝日酒造のエントランスホールに並んだ。参加者は気になる銘柄の原酒をおちょこに入れて、色や香りを確かめ、口に含んでじ...
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