
田んぼアートで使った観賞用の稲を刈る子どもたち=佐渡市新穂青木
色の異なる稲で、トキやトビシマカンゾウなどのイラストを表現した「田んぼアート」の稲刈りが、新潟県佐渡市新穂青木で行われた。地元の小学生や農家ら約60人が参加。周辺の生き物調査も行い、環境に優しい農業の大切さを実感した。
田んぼアートは、農薬や化学肥料を減らした佐渡市の認証米をPRしようと、生産農家らでつくる「朱鷺(とき)と暮らす郷(さと)づくり推進協議会」と佐渡市が2017年から取り組んでいる。
10月5日の稲刈りでは、赤や黄色など観賞用の稲を鎌で刈り取り、コシヒカリの部分をコンバインで収穫できるようにした。周辺の生き物調査では、トキの餌となるドジョウやタニシといったさまざまな生物が見つかり...
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