
個性豊かな作品が来場者を楽しませている「和のキルト展」=燕市富永
着物の布地や帯などを再利用して創作されたパッチワークキルトの作品展が10月27日まで、新潟県燕市富永のギャラリー遊童で開かれている。一針一針丁寧に縫い合わせられた力作や小物200点以上が、空間を華やかに彩っている。
「和のキルト展」と題し、新潟市西区でキルト教室を開いている太田勝子さん(81)と生徒約30人の作品を展示。さまざまな色調で幾何学模様を縫い上げた、見応えある大作が並ぶ。朱色のヒガンバナや、山並みとコスモス畑の構図が美しい力作も目を引く。人々が続々と訪れ、感嘆の声を上げていた。
太田さんは「家庭にあった布地で、これだけ多彩な表現ができることを見てほしい」と話した。
入館料300円。...
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