
新潟県は12月6日、新潟市北区高森新田で11月下旬に見つかった市道の陥没について、県管理の流域下水道管に損傷が見つかったと発表した。損傷部分から地下水とともに土砂が管内に入り、陥没につながった可能性があるとしている。県は本年度中に補修工事を終える方針で、工事期間中は片側交互通行を続ける。
県によると、下水道管はコンクリート製で、管上部に約70センチ四方の穴が開いていた。下水から発生した硫化水素とコンクリートが反応して腐食した可能性が考えられるという。陥没は歩道部分で、車道部分の舗装下に空洞はなかった。
県は陥没を受け、県管理の流域下水道が埋設されている総延長約270キロの道路を目視で点検し、...
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