
東大通りの再整備案の一つ。片側4車線から車線を減らし、歩道を広げることなどを今後検討する(新潟市提供)
JR新潟駅前から万代方面につながる「東大通り」を、歩行者が過ごしやすい空間に再整備することを目指す「東大通道路空間再構築検討会議」が新潟市中央区で開かれた。現在の片側4車線を2または3車線にし、歩道または中央分離帯を広げる方向で今後、検討を進めることになった。
近年、東大通りの車の通行量が減少傾向にあることなどから、市は歩行者が過ごしやすい区間に再整備しようと、2024年8月に検討会議を開催。2回目の会合が1月10日に開かれ、交通事業者や建築の専門家ら10人が出席した。
会では、市の委託を受けた設計業者が交通量調査などの結果を踏まえ、現在の片側4車線から車線を減らしても「交通に大きな影響はない」との予測を公表。車線を減らした上で「中央分離帯を縮小し、歩道を5メートル程度拡幅」「中央分離帯を維持して歩道を3メートル程度拡幅」「中央分離帯を6メートル程度広げて利活用空間とする」の3案...
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