制作した巳年の書について語る目黒煌人さん=長岡市台町2
制作した巳年の書について語る目黒煌人さん=長岡市台町2

 巳(み)年の「巳」の字を、縦175センチ、横70センチの紙にしたためた作品が、新潟県長岡市台町2のホテルニューオータニ長岡で展示されている。長岡市の書道家目黒煌人(こうと)さん(62)が制作した。

 前回の巳年に当たる2013年から、目黒さんの干支(えと)の書を飾っており、今年で2巡目に入る。書は1年を通してロビーに展示する。

 蛇が頭を高く持ち上げた姿を模した「巳」の字を篆書(てんしょ)体で記した。画数が少ないため、最後の跳ねの部分を尻尾に見立てて巻いて書き、紙の余白とのバランスを取っている。

 干支の漢字を動物の絵のように書く目黒さんの作品は、近年増加している海外からの宿泊客にも人気だという。...

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