公益社団法人 新潟県観光協会
アメリカの国際的ニュース誌『TIME』が発表する「The World’s Greatest Places 2025」に、佐渡島の「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」が選ばれました。








2025年3月13日(現地時刻)、米国の国際的なニュース誌『TIME』が発表する「The World’s Greatest Places of 2025(世界で最も素晴らしい場所 2025年版)」の「Places to Stay(宿泊施設)」部門で、佐渡島「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」が選出されました。
日本からは他に、 Mirukashi Salon(佐賀県)、熊野那智大社と青岸渡寺(和歌山県)、ニンテンドーミュージアム(京都府)が選出されています。

「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」は、官・民・地域で連携して取組む、まちづくり会社相川車座が手掛ける事業。今回の選出へは、新潟県観光協会が、相川車座との連携メンバーである佐渡観光交流機構と連携して取り組みました。


この成果は、新潟県観光協会が推進する インバウンド誘客施策の実りの一つといえます。また、この選出は、令和6(2024)年9月に観光庁から選定された 「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業(佐渡・新潟エリア)」 を推進するうえでも、大きな追い風となると考えています。

昨年(2024年)は、「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソンチームラボボーダレス」(東京)、「Guntu」(瀬戸内海)、「MUJI Hotel GINZA」(東京)、「羽田エクセルホテル東急」(東京)の4カ所が選出されていました。
『TIME』 World’s Greatest Places 2025
TIME「World’s Greatest Places 2025」URL
https://time.com/collections/worlds-greatest-places-2025/
・『TIME「World’s Greatest Places 2025」内、「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」紹介ページ
https://time.com/collections/worlds-greatest-places-2025/7263063/nipponia/?filters=asia


■『TIME』「The World’s Greatest Places of 2025」
米国『TIME』は、1923年に世界初のニュース雑誌として創刊され、現在、世界200カ国・読者数2,000万人を誇る国際的な週刊誌です。本企画は2018年にスタートし、TIME誌の編集者や特派員、専門家が推薦するスポットの中から、「今すぐ体験すべき新たな目的地」が厳選されます。選考基準は、クオリティ、オリジナリティ、持続性、革新性、影響力の観点から総合的に評価され、多様なジャンルのスポットが選ばれます。対象となるのは、観光地、美術館、テーマパーク、ホテル、レストラン、地域全体など幅広い分野にわたります。

世界が認めた、「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」と佐渡島の魅力
 「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」が評価された背景には、宿と地域の価値の両方が認められたことが挙げられます。特に、歴史的な町並みを活かしつつ、持続可能な観光を実現している点が高く評価されたと考えられます。

 宿がある佐渡島・相川は、かつて金の採掘で栄えた町であり、その400年にわたる歴史が評価され、2024年にユネスコ世界遺産に登録されました。こうした貴重な文化遺産を、単なる観光名所としてではなく、宿泊を通じて体験できる場として再構築し、佐渡島の歴史・文化・自然を深く味わえる滞在型の観光に昇華させた点が、特に評価されたと考えられます。

・「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」公式webページ
https://nipponia-sado.jp/

NIPPONIA 佐渡相川 金山町

NIPPONIA 佐渡相川 金山町 内観


NIPPONIA 佐渡相川 金山町 客室

NIPPONIA 佐渡相川 金山町 朝食

佐渡島 掲載内容(日本語訳・要約版)
 日本では都市型ホテルの建設ラッシュが続く中、「Nipponia Hotels」はあえて異なる道を歩む。彼らが手がけるのは、あまり知られていない地域に眠る歴史的建造物の再生だ。昨年夏、佐渡島の相川に誕生した「Nipponia Sado」は、まさにその理念を体現するホテル。かつて金の採掘で栄えたこの町は、2024年にユネスコ世界遺産に登録された。歴史の面影を残す商家が美しく修復され、客室となり、障子や畳、和紙のランタンが柔らかな光を灯す。土壁や船材を活かした床、新潟独自の「内蔵」など、地域の伝統が細部にまで息づく。

 坂の上には、一棟貸しの宿泊施設があり、風が心地よく吹き抜ける朝食スペースでは、佐渡の郷土料理を提供。島内では、食だけでなく、佐渡ならではの体験も楽しめる。夜光虫が瞬く入り江をたらい舟で巡り、絶滅危惧種のトキを水田で観察する。名高い酒蔵を巡る試飲ツアーもあり、特に世界的シェフ・Nobu氏と俳優ロバート・デ・ニーロが手がける「北雪酒造」は見逃せない。
このように、「Nipponia Sado」は、佐渡島の豊かな歴史と文化を五感で堪能できる、特別な滞在体験を提供するホテルとなっている。






【本件についてのお問い合わせ先】
公益社団法人新潟県観光協会(白井、寺尾)
住所:新潟県新潟市中央区新光町4番地1
TEL:025-283-1188(平日 8:30~17:15)
E-mail:umasa@niigata-kankou.or.jp
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