~生成AI時代の新たなガバナンス構築をリードする企業リーダー登壇~

「安全なデジタル社会をつくり、日本を前進させ続ける。」をミッションと掲げる、株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、証券コード:3967、以下「エルテス」)が協力する、一般社団法人デジタルリスク協会、デジタル政策フォーラム、一般社団法人CiP協議会主催の「デジタルリスクフォーラム2025~生成AIガバナンス最前線~」について、追加情報をお知らせいたします。


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■デジタルリスクフォーラム2025について
第13回目を迎えるデジタルリスクフォーラムでは、「生成AIガバナンス最前線~見えるリスク・見えないリスクにどう向きあうか~」をテーマに、グローバルトレンドとともに、企業や行政が直面する課題に焦点を当てます。誤情報の拡散、著作権侵害、プライバシー保護、意図しない差別やバイアスなど“見えるリスク”に加え、AIの利用実態が把握しづらいといった“見えないリスク”にも注目し、技術的な対策だけでなく、社内ルールの整備や従業員教育、外部パートナーとの連携など、多層的なガバナンスの在り方を探ります。実践的な事例を交えながら、組織が持続的にAIを活用するためのヒントの提供の場として、参加費無料にて開催いたしますので、ぜひご参加ください。

■概要
タイトル:デジタルリスクフォーラム2025~生成AIガバナンス最前線~
開催日時:2025年9月12日(金) 14:00~17:00
視聴方法:Zoom(オンライン)
申込みページ:https://www.newmediarisk.org/drf2025
参加費:無料
主催:一般社団法人デジタルリスク協会、デジタル政策フォーラム、一般社団法人CiP協議会
協力:株式会社エルテス

■イベントスケジュール

14:00~14:30 パネルディスカッション
 「『日本のAI戦略とリスクマネジメント』生成AI時代の日本が進むべき道とは?」 

AIと生成AIの急速な普及により、ビジネス環境が劇的に変化し始めています。一方で、誤情報の拡散、著作権・プライバシー問題、倫理的バイアス、責任の所在不明といった新たなリスクも顕在化しています。こうした時代において、政策と実務の両面から「AIとどう共存し、どう制御するか」が問われています。本パネルディスカッションでは、元総務審議官でありデジタル政策フォーラム代表の谷脇康彦氏、デジタル庁創設に尽力した平井卓也氏(元デジタル大臣)をお迎えし、日本のAI戦略とリスクマネジメントの最前線を多角的に議論します。
AI戦略2024の要点、諸外国との比較、日本社会が直面する固有の課題、そして企業現場における具体的な対応策まで、実例と政策の視点を交えて深掘りします。ガバナンスが追いつかない現実に対して、今求められるのは「使いこなす力」と「備える力」です。経営層、自治体・行政関係者、リスクマネジメント担当者、政策に関心を持つすべての方々にとって、実践的な学びと気づきを得られるセッションです。

<登壇者>
平井卓也氏(初代デジタル大臣・自民党衆議院議員)
谷脇康彦氏(デジタル政策フォーラム代表幹事)
菅原貴弘(株式会社エルテス代表取締役)
<モデレーター>
菊池尚人氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授、CiP協議会専務理事)

14:40~15:10
 「AIとリスクマネジメント」 

AIの活用が加速する中で、企業に求められるリスクマネジメントのあり方も大きく変わりつつあります。本講演では、特に「リーガルリスクマネジメント」に焦点を当て、ビジネスと法務の最適なバランスをどう取るべきかをテーマにお話しします。前提となるのは、リスクを正しく把握する力です。たとえば、生成AIの活用が進む今、著作権侵害のリスクを正確に理解しなければ、企業は知らぬ間に法的トラブルに巻き込まれる可能性があります。しかし、こうしたリスクは「ゼロにすること」が目的ではありません。重要なのは、リスクを認識し、許容できる範囲でコントロールしながらビジネスを推進していくことです。また、単にルールやガイドラインを設けるだけでは、リスクマネジメントとは言えません。実際に現場でどう運用されているか、どれだけ柔軟に対応できる体制があるかが問われます。「運用ベースのリスクマネジメント」の重要性についてもお伝えします。コンプライアンスは100点満点を目指すものではありません。適切なリスク許容と事業推進のバランスをとりながら、持続的な企業成長を支える戦略的思考が今こそ必要です。

<登壇者>
増田雅史氏(森・濱田松本法律事務所パートナー、弁護士・ニューヨーク州弁護士、一橋大学大学院法学研究科特任教授)

15:20~15:50(追加情報)
「AIを巡る国際連携の動きについて(G7からGPAIへ)」

2年前、2023年に日本がG7の議長国であったとき、4月にG7デジタル・技術大臣会合が群馬県高崎で行われましたが、そのとき、ちょうどChatGPTが世に出始めタイミングだったこともあり、生成AIが大きな議論となりました。その議論をもとに、G7発の取り組みとして、同年5月には広島AIプロセスが開始され、翌年7月には、人間中心の安全で安心なAIの開発・利用・社会実装を目的とし,GPAI (Global Partnership on Artificial Intelligence)の東京専門家支援センターが開設されました。
GPAIは、民主主義的な価値観を共有する政府・国際機関・産業界・有識者等からなる官民国際連携組織で、東京センターは、パリ、モントリオールに次ぐ、3つめの専門家支援センターです。
2025年に入り、今や新聞でAIの文字を見ない日はないほど、内外においてAIをめぐる官民の動きはめまぐるしくなっています。
日本でも、今年になってAI基本法が制定されなど、制度設計が進行しています。
本講演では、7月にGPAI東京専門家支援センターの事務局長となった菱田 光洋氏が、近年のAIを巡る世界の動き等をご紹介しつつ、AGI(汎用AI)の安全性に関するSafetyプロジェクト等、GPAI東京センターのこれまでの取り組みや今後の方向性などをご紹介します。

<登壇者>
菱田光洋氏(国立研究開発法人情報通信研究機構執行役兼GPAI東京専門家支援センター事務局長)

16:00~16:30(追加情報)
「生成AI時代における企業ガバナンスの最前線~信頼・競争力・リスク管理の新潮流~」

生成AIの急速な進化は、企業経営に大きな変革をもたらしています。AIの導入による業務効率化や新たな価値創出が注目される一方で、プライバシーやセキュリティ、倫理、説明責任といった新たなリスクも顕在化しています。こうした時代において、企業が持続的に成長し、社会からの信頼を獲得するためには、従来型のガバナンスを超えた「生成AI時代ならではの企業ガバナンス」の確立が不可欠です。
本パネルディスカッションでは、新たなガバナンス構築をリードされる企業リーダーの皆様が登壇し、AI活用とガバナンスの最前線について議論します。

<登壇者>
赤石浩一氏(一般社団法人デジタルトラスト協議会 会長)
平方壽人氏(三井住友信託銀行デジタル企画部部長、Trust Base株式会社 取締役)
清水精太氏(東京ガス株式会社常務執行役員、CDO、DX推進部 担当、カスタマー&ビジネスソリューションカンパニー ソリューション共創本部長)
<モデレーター>
菅原貴弘(株式会社エルテス代表取締役)

16:35~16:50 ご案内
「デジタル政策フォーラム『サイバーセキュリティアワード』のご案内」

<登壇者>
戸田崇生氏(デジタル政策フォーラム)
水野博泰氏(デジタル政策フォーラム)

16:50~17:00 クロージング

<スピーカー>
中村伊知哉氏(iU学長、デジタルリスク協会理事長)
菊池尚人氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授、CiP協議会専務理事)
菅原貴弘(株式会社エルテス代表取締役)

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[エルテスグループ関連サイト]
デジタルリスク対策サービス一覧:https://eltes-solution.jp/
採用情報:https://eltes.co.jp/recruit
公式オウンドメディア「エルテスの道」:https://eltes.co.jp/ownedmedia
公式X(旧Twitter):https://x.com/eltes_irpr

本件に関するお問合わせ先
報道関係者のお問い合わせ先
エルテスPR事務局:奥村、島津
Tel: 03-6550-9280 E-mail: pr@eltes.co.jp

関連リンク
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