
花角英世知事(左上)と県議会本会議場(右上)、東京電力柏崎刈羽原発(下)を組み合わせたコラージュ
新潟日報社は新潟県議選(3月31日告示、4月9日投開票)の立候補予定者71人を対象に、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題などに関するアンケートを実施した。東電による再稼働を「認めない」が全体の7割超に当たる53人で、「認める」の3人を大きく上回った。東電の不祥事などを背景に再稼働に慎重な意見が、自民党を含めて大勢を占めた。
再稼働には地元自治体の同意が必要とされ、岸田政権が原発の活用へとかじを切る中、今回選ばれる県議が任期中に柏崎刈羽原発の再稼働問題について対応を迫られる可能性がある。アンケートでは、現状の東電では再稼働が困難な実態が浮き彫りとなった。
調査は24日まで原則、面接で行い、4問中...
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