新潟県議会庁舎
新潟県議会庁舎

 3月31日に告示された新潟県議会議員選挙(県議選)で、無投票当選者は13選挙区の計21人に上り、過去2番目に多く、定数に占める無投票当選者の割合は戦後最大の39・6%となった。立候補者数の71人は過去最少を更新し、定数で割った競争率は1・34倍で過去最低。

 無投票当選者を党派別で見ると、自民が13人(現職9人、新人4人)、立憲民主が新人1人、無所属が7人(現職6人、新人1人)。

 無投票当選が最も長く続いている選挙区は糸魚川市で、1999年から7回連続となった。

 共同通信社の集計では道府県議選に3139人が届け出た。総定数2260に占める無投票当選の割合は4人に1人の25・0%に上り、過去2番...

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