ゆったりとした雰囲気の中で茶を楽しんだ木村茶道美術館の記念祝賀茶席=柏崎市緑町
ゆったりとした雰囲気の中で茶を楽しんだ木村茶道美術館の記念祝賀茶席=柏崎市緑町

 新潟県柏崎市緑町の木村茶道美術館が開館40周年を迎え、記念祝賀茶席が開かれた。参加者は広い茶室で茶や菓子を味わい、美術館が地域文化の中心として一層発展することを願った。

 木村茶道美術館は1984年にオープンした。日本庭園「松雲山荘」の中にあり、全国でも珍しい茶道具専門の美術館として知られる。茶道家の木村重義さんが生涯をかけて収集した古書画、陶磁、茶器類を展示。高校生が茶の作法やもてなしの心を学びに訪れるなど、地域に親しまれている。

 4月1日に開かれた茶席には、桜井雅浩市長や品田宏夫刈羽村長、館の関係者ら15人ほどが参加した。貴重な桃山時代の織部茶わんなどで茶が振る舞われ、ゆったりした雰囲気を...

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