
模擬投票を体験した両津吉井小の児童=6月18日、佐渡市秋津
未来の有権者に政治に関心を持ってもらおうと、選挙に関する出前授業が6月18日、新潟県佐渡市秋津の両津吉井小学校で開かれた。6年生9人が模擬投票などを通じ、自分の意思を託す一票の大切さを実感した。
佐渡市選挙管理委員会が市内の小中高、専門学校の希望校を対象に毎年開いており、2024年度は5校で実施する予定。
市選管の担当者は、暮らしやすい社会を目指し、税金の使い方を決める代表者を選ぶために選挙があると説明した。4月に行われた市議選の10代の投票率を問うクイズで、16・77%と明かされると「えー少ない」との声も。進学などで島を離れている事情もあるとし、不在者投票制度を紹介した。
模擬投票では、架...
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