
県北豪雨で被害を受け、修繕が進む松岳寺と崩壊防止の工事が施された斜面=2日、関川村湯沢(本社小型無人機から)
記録的な大雨が新潟県の北部地域を襲った県北豪雨から、8月3日で2年となった。大きな被害を受けた関川村湯沢(ゆさわ)集落では、裏山から土砂や木が押し寄せる被害に遭った松岳(しょうがく)寺の修繕が年内にも終わる見通しになった。集落を象徴する温泉は民家に供給できなくなったものの、共同浴場は無事で癒やしの場となっている。住民たちは穏やかな営みが続くことを願う。
(新発田総局・小柳香葉子)
2年前の夏、裏山の斜面が崩れ、土砂に襲われた松岳寺。復旧が...
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