JR米坂線の早期復旧を目指し、事業計画などを決定した米坂線整備促進期成同盟会の総会=6月17日、山形県小国町
JR米坂線の早期復旧を目指し、事業計画などを決定した米坂線整備促進期成同盟会の総会=6月17日、山形県小国町

 2022年8月の新潟県北豪雨で不通が続くJR米坂線の沿線自治体でつくる「米坂線整備促進期成同盟会」は6月17日、山形県小国町で総会を開き、復旧に向けた機運醸成のため、8月末に開催されるイベントへの支援などを決めた。

 米坂線は坂町(新潟県村上市)-今泉(山形県長井市)の間が運休し、バスによる代替輸送運行が続いている。JR東日本は5月、直営前提での復旧は困難との認識を示した。

 期成同盟会は新潟、山形両県知事や新潟県の村上市や関川村をはじめとする沿線11市町村の首長、議長らで構成する。総会には会員のほか、顧問を務める国会議員や県議のうち山形県側から9人が出席したが、新潟県側からの出席はなかった。

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