作業関係者らを乗せた車両=8月15日
作業関係者らを乗せた車両=8月15日

 新潟県は8月16日、豚熱(CSF)の感染が確認された新発田市の養豚場が飼育する豚全505頭の殺処分を終えたと発表した。今後は豚舎の消毒や豚の排せつ物などを封じ込める作業を進める。防疫措置は17日夜にも完了する見通し。

 新潟県は豚熱が確認された14日時点では、養豚場の飼育数を約450頭と公表していたが、処分作業中に生まれた子豚を含め、505頭を殺処分した。

 処分作業は、15日夕方に県職員や委託業者ら60人態勢で開始。熱中症の危険を避けるため、日中は行わず、夕方から早朝まで4時間ごとに交代して作業した。

 新潟県によると、16...

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