新潟県佐渡市は11月4日、世界文化遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山」をPRするウオークイベント「御金荷(おかねに)の道」を新潟県上越市内で開く。

 佐渡金銀山で採掘された金銀は、佐渡島から出雲崎港に陸揚げされた後、北国街道や中山道の主要街道を経て江戸に運ばれた。このルートは「金の道」と呼ばれている。

 今回は「金の道」のうち、上越市内の約10キロを歩く。午前8時半に上越文化会館で受け付け後、9時45分に出発。ガイドと共に蟹(かに)池地蔵尊や宇賀魂神社などを訪れ、午後2時に雁木(がんぎ)通りプラザで解散する。先着50人で当時の衣装の無料貸し出しも行う。

 無料。おにぎりと飲み物付き。定員100人。「金の道」ホームページやファクスで10月28日までに申し込む。ファクスは、025(385)7476。問い合わせは運営事務局、025(385)7473。