南魚沼市出身の日本画家青木英夫の日本画展=11月5日、南魚沼市一村尾
南魚沼市出身の日本画家青木英夫の日本画展=11月5日、南魚沼市一村尾

 新潟県南魚沼市出身の日本画家青木英夫(1922〜87年)の展覧会が、南魚沼市一村尾の薮神地域コミュニティセンターまほろばで11月10日まで開かれている。富士山や雪国の風景を温かみのある筆致で描いた作品が並んでいる。

 青木英夫は、浪曲師寿々木(すずき)米若(よねわか)の紹介で戦後日展の重鎮加藤栄三に師事。日展を中心に入選を重ね、日展会友となった。

 青木のおいで、南魚沼市内在住の青木福太郎さんが所蔵する掛け軸など約30点を展示。風景画のほか、花や桃などの静物画も並ぶ。10代で描いたコイの掛け軸や、キキョウと月を描いた「美空ひばり明治座公演」のパンフレットの表紙も飾っている。

 南魚沼市六日町の主婦...

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