
約3・6メートルのそろばんではじき初めに臨む子どもたち=1月2日、新潟市中央区西船見町
そろばんの上達を願う「はじき初め」が1月2日、新潟市中央区の護国神社で行われた。参加した子どもたちが約3・6メートル、251桁に及ぶ長いそろばんに向き合い、ぱちぱちと軽快な音を響かせた。
新潟県珠算振興会が企画。毎年の恒例行事だが、2024年は能登半島地震を受けて中止し、開催は2年ぶり。市内外の小学生ら約100人が参加した。
子どもたちは、6人ずつそろばんの前に並んで挑戦。「願いましては」の声を合図に、読み上げられる数字を真剣な表情ではじいた。答え合わせで正解が分かると、「できた!」と元気に手を挙げていた。
鏡淵小2年の女子児童(7)は、「いつもと違うそろばんで楽しかった。今年はもっと早くは...
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