
多くの子どもたちが間もなく夏休みを終え、通学を再開します。久しぶりの登校で気になるのが交通事故。県内では車の単独事故を含め、年間3000件近い交通事故が起き、誰もがある日突然、被害者や加害者になる恐れがあります。そこで警察庁の統計を基に、県内で過去5年間(2019~23年)に起きた計1万5000件ほどの交通事故をデジタルマップにまとめました。いつどこでどんな事故が起きたのか、繰り返し起きている危険な場所はどこなのか。お住まいの地域における交通安全のヒントが見えてくるかもしれません。
マップの使い方
- マップに表示されているピンクのエリアが事故の発生場所です。事故の一件一件は薄いピンクの点で表され、濃いところは事故が重なっています。
- 自宅周辺や子どもの学校など目当ての建物が見えるくらい、マップを拡大してください。ピンクの点をタップするか、カーソルを当てると、発生日時や負傷者数などが表示されます。
- マップ右上の「ヒートマップ」を選択し、目当ての市区町村レベルに拡大してください。事故があっても少ない所は青で表示され、緑→黄→赤となるにつれ、多くの事故が起きたことを表します。点で表すドットマップと比べ、より広域の危険カ所を把握するのに役立ちます。...
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