1日のホワイトソックス戦で30号ソロを放つ米大リーグ、ドジャースの大谷翔平。5年連続で30本塁打に到達した=ロサンゼルス(共同)
 1日のホワイトソックス戦で30号ソロを放つ米大リーグ、ドジャースの大谷翔平。5年連続で30本塁打に到達した=ロサンゼルス(共同)
 1日のホワイトソックス戦で30号ソロを放つ米大リーグ、ドジャースの大谷翔平。5年連続で30本塁打に到達した=ロサンゼルス(共同)
 5日のアストロズ戦で先発登板した米大リーグ、ドジャースの大谷翔平=ロサンゼルス(共同)
 6月28日のロイヤルズ戦でメジャー移籍後最速の約164キロの球を投じる米大リーグ、ドジャースの大谷翔平=カンザスシティー(共同)
 大谷翔平の本塁打における打球角度 投球内容

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(31)は前半戦を終え、2季ぶりに復活した二刀流でさらなる成長の可能性を示した。32本塁打でリーグトップに立つ打撃は打球角度が上昇傾向にあり、投手では威力を増した直球を軸に配球の幅を広げて後半戦に期待感が高まる。

 ▽35度以上が9本

 3年連続本塁打王を目指す今季、打撃の特徴は肉眼でも高いアーチと分かる放物線だ。打球角度35度以上の本塁打は、既に9本(40度台は3本)をマーク。44本塁打で初めてタイトルを獲得したエンゼルス時代の2023年は3本(同0本)、54本塁打の昨季は13本(同1本)だった。

 目を引いたのが5月27日の20号。逆方向へ打球角度39度で高々と...

残り739文字(全文:1039文字)