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*対日ミッションが研究・ビジネスの機会を提供
【大阪2025年10月1日ANSA=共同通信JBN】ピエモンテ州の日本の諸機関・経済向けミッションは、2025年大阪・関西万博でのピエモンテ州特集ウイーク(週間)の一部として、ライフサイエンスに焦点を当てました。
ピエモンテ州の使節団は、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構のゲストとして神戸を訪問しました。
同使節団は東京で開催されるメディカルジャパンにも初めて参加する予定です。
一方、イタリアパビリオンのホールでは、bioPmed とBioindustry Parkが主催した円卓会議が開かれました。
このイベントには、ピエモンテ州や日本の主要グループ、National Cluster of Life Sciences(国立ライフサイエンスクラスター)のAliseiの代表らが参加しました。
Bioindustry Park科学委員会のピエトロ・プレスティ(Pietro Presti)委員が司会を務めた討論会は、その中心にバイオメディカルおよびバイオテクノロジー分野における共通の課題を据え、競争力と技術移転の原動力としてイノベーションのエコシステムの役割を強調しました。
会合の中で、大阪バイオ・ヘッドクオーター、bioPmed 、Bioindustry Parkによる基本合意書が提示されました。
基本合意書は、技術交流とライフサイエンス市場への相互アクセスの促進を目的にしています。
ピエモンテ州の対日ミッションは、Ceipiemonte、Chamber of Commerce of Turin(トリノ商業会議所)、bioPmed 、Bioindustry Parkとともに、ピエモンテ州によって推進されました。
この取り組みには、シニア・コーディネーターの横地貴子氏を含む神戸医療産業都市のメンバー、アンドレア・トロンツァーノ(Andrea Tronzano)評議員を含むピエモンテ州のイノベーション・システムの代表、CeipiemonteのディレクターのStefano Nigro氏、Bioindustry Parkの社長のAntonio Salvi氏の参加が登録されました。
トロンツァーノ氏は「ライフサイエンスはピエモンテ州の産業政策にとって戦略的な資産であり、研究、イノベーション、生産能力が一体となったサプライチェーンを有しています」と述べ、さらに、いかにして「対日ミッションが、ピエモンテ州を大規模な世界的エコシステムの中に位置づける意欲を持って、成長と技術移転への新たな機会を生み出すパートナーシップを作り出すかを確認しました」と強調しました。
Ceipiemonte社長のDario Peirone氏によると、「イノベーション、国際化、投資の誘致は、ピエモンテ州の戦略の柱となっている」とのことです。
同氏は、Bioindustry Parkとの協力とメディカルジャパンへの参加は「必須であり、私たちは既に新たなコンタクトと協力の機会によって、確かな成果を実現しつつあります」と付け加えました。
10月1日~3日にピエモンテ州は、Ceipiemonteが調整する業界統合プロジェクトである「Health and Well-being(健康とウェルビーイング)」を構成する6企業のグループとともに、医療分野におけるアジアの主要見本市、メディカルジャパンに参加する予定です。
この参加によって、世界で最も革新的な市場の1つにおいて、イタリアと日本の企業間の協力機会が促進されることでしょう。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka