俳優の松本明子が18日、都内で行われた映画『ソーゾク』の公開記念舞台あいさつに参加した。
【写真】遺産相続めぐり大揉めする一家が集結 舞台あいさつは和気あいあい
相続診断士の柊ひいらぎ貞子役で松本は出演する。「民法906条が難しくて…。共演者の皆様に助けていただきながら乗り越えることができました」と感謝した。また「私も実家じまいを経験しました。大変な大赤字を出してしまって、大変思いをした。とても映画がリアルで身につまされる思いでした」とぶっちゃけつつ「いろんな世代の方に見ていただいて、笑っていただきたい映画だと思います」と呼びかけていた。
そのほか、大塚寧々、松本明子、有森也実、たつなり、真木恵未、船ヶ山哲、渡辺拓弥、藤村磨実也監督も参加した。
高齢の母親が他界し、悲しみに暮れる鈴木家。ほどなくして始まった遺産分割をめぐり、長女・佐藤礼子(大塚寧々)と次女・田中聡美(有森也実)は実家を処分した売却金を分けることを提案するが、弟夫婦は跡継ぎであることを理由に土地家屋は自分たちのものだと主張する。そこへ亡き長男の妻・鈴木早苗(中山忍)も加わり、互いにぶつかり合う“争族”と化していく。