新潟県議会議員選挙(県議選)が4月9日に投開票された。新潟県政与党の自民・公明両党に対抗する野党系の勢力は、立憲民主党が伸び悩み、共産党は現職が落選した。一方、若さを打ち出して選挙戦を戦った30代の無所属新人が相次いで当選を決め、県政の世代交代への期待を託された。

長岡市・三島では、前長岡市議で社民推薦諏佐武史さん(32)=無新=が次点候補を173票差で振り切り、今県議選で最年少当選を果たした。
社民の組織が支援し、市街地で重ねた街宣では反原発などを訴え、革新層を中心に浸透を図ってきた。
4月9日午後11時過ぎ、長岡市幸町1の選挙事務所に当選の報が入った。諏佐さんは「皆さんの声を議会に届けら...
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