大量に水揚げされるイワシ。市場は漁師らの活気であふれていた=2月13日、佐渡市春日
大量に水揚げされるイワシ。市場は漁師らの活気であふれていた=2月13日、佐渡市春日

 新潟県佐渡市春日の佐渡水産物地方卸売市場で2月13日、春先に両津湾で取れ始めるイワシが50トンを超え、今季初の大漁となった。市場は忙しく働く漁師らの活気にあふれていた。

 佐渡では、2月中旬ごろから日本海を北上してきたイワシの群れが両津湾に入る。この日定置網で取れたのは20センチ前後の大きさのもので、約57トンが水揚げされた。9割が島外に出荷される。イワシを追ってマグロなどが湾内に入るため、漁師らはこれからのマグロ漁にも期待しているという。

 市場では、漁船から大量のイワシが運び込まれると、漁師らが手際よく仕分けた。1トンほど入る巨大な箱に次々とイワシが入れられ、フォークリフトでうずたかく積み上...

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