新潟県は3月8日、新潟市北区で4日に回収され、5日に簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たノスリ1羽について、環境省の調査で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたと発表した。高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染確認は今季新潟県内で2例目。

 環境省は5日に回収地点の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定しており、野鳥の大量死などがないか調査を実施する。新潟県によると重点区域内の養鶏場で異常は確認されていない。