国連大使になりきり、自国の課題を話し合う生徒たち=三条市月岡1
国連大使になりきり、自国の課題を話し合う生徒たち=三条市月岡1

 生徒が仮想の国連会議を行う授業が新潟県立三条高校で行われた。1年生240人が20カ国の国連大使になりきり、貧困や難民支援など自国の課題解決に向けて“外交交渉”を繰り広げた。

 県の高校生模擬国連推進事業の一環。国際理解教育プログラムなどを提供する一般社団法人「グローバル・クラスルーム日本協会」(東京)が協力した。生徒は事前学習で、それぞれ割り振られた国について理解を深め、国連会議を模した授業当日に備えた。

 授業は2日間に分けて行われ、3月14日は4クラス160人が議論に臨んだ。生徒はまず、アルゼンチンやアフガニスタン、エチオピアといった国の政府代表として、自国が抱える問題について話し合った。

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