見頃を迎えた水芭蕉公園のミズバショウ。好天に誘われて家族連れらが観賞に訪れていた=4月5日、五泉市菅出
見頃を迎えた水芭蕉公園のミズバショウ。好天に誘われて家族連れらが観賞に訪れていた=4月5日、五泉市菅出

 新潟県五泉市菅出(すがいで)の水芭蕉公園で、ミズバショウが見頃を迎えている。好天となった4月5日、家族連れらが訪れて「白い妖精」と呼ばれるかわいらしい姿を楽しんでいた。

 菅名岳の麓にある公園は1996年に開園した。ミズバショウが自生していた湿地帯に市が総延長480メートルの木道を整備。約2・1ヘクタールに約3万株が群生している。五泉市商工観光課によると、今年は3月に気温が上がらず昨年に比べて開花が遅かったが、公園の奥の方から咲き始め、全体で6分咲きだという。

 木道を進むと、薄緑色の花を包む白い苞(ほう)が湿地一面に広がっている。訪れた家族連れらは、散策したり写真を撮ったりして愛らしい姿を観賞...

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