
桜の花びらが舞い散る中でお茶会を楽しんだ園児たち=胎内市黒川
新潟県胎内市黒川の私立きすげこども園が、恒例のお茶会を開いた。今年の会場は園庭の桜の木の下。園児は時折舞い落ちる花びらを楽しみ、お茶の作法に触れた。
直径1メートルほどの桜の木がある園庭は、2022年度末で閉園した黒川保育園の敷地。23年度から、こども園が胎内市から借りている。二つの園が隣接していた当時、こども園は2階でお茶会をしていた。今年、初めて桜の木の下に会場を移し、4月16日にお茶会を開いた。
会場には畳を敷き、野点傘(のだてがさ)などもしつらえた。2歳児〜5歳児までの約70人が参加。正座をし、和服を着た瀧澤貴子園長から所作の説明を聞いた。和菓子を食べた後にお茶を口に含むと、「緑色だ...
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