
白血病や骨髄移植の体験を語る俳優の樋口大悟さん=5月26日、新潟市中央区
がんに対する理解を広める啓発イベントが5月26日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。白血病を経験した新潟県糸魚川市出身の俳優、樋口大悟さんと、がん対策を担当する新潟県健康づくり支援課長による対談が行われ、骨髄バンクやドナー登録に関心を持ってほしいと訴えた。
イベントは新潟日報社が主催し、オンラインを含め約400人が参加した。対談に先立ち、樋口さんが企画・主演した骨髄移植をテーマにした映画「みんな生きている〜二つ目の誕生日〜」が上映された。
樋口さんは25歳で白血病になり、30歳で骨髄移植を受けた。ドナーは関西の30代女性だったという。樋口さんは対談で「骨髄移植をした人は、移植日...
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