緊急時の連絡体制を確認した新潟港危機管理コアメンバー会議=5月29日、県庁
緊急時の連絡体制を確認した新潟港危機管理コアメンバー会議=5月29日、県庁

 新潟港の危機管理を担う新潟県警や新潟海上保安部など関係10機関による会合が5月29日、新潟県庁で開かれ、各機関がテロ対策の取り組みを報告し、緊急時の連絡体制などを確認した。

 新潟県警などは2004年、新潟港の水際対策強化のためにコアメンバー会議を設立。危機管理担当官を務める県警外事課長を中心に年1回、各機関の代表者で会合を開いている。

 この日は10機関の代表者らが出席し、冒頭のみ公開された。イスラエルとイスラム組織ハマスによるパレスチナ自治区での戦闘に関連し、危機管理担当官の稲田淳外事課長は「イスラム過激派組織や支持者らが欧米諸国などでテロ実行の呼びかけを強め、各国でテロ事件が発生している。...

残り146文字(全文:446文字)