新潟県内初寄港に合わせ、内部が公開された大型測量船「平洋」=8月23日、新潟市東区
新潟県内初寄港に合わせ、内部が公開された大型測量船「平洋」=8月23日、新潟市東区
海洋調査を専門とする大型測量船「平洋」=8月23日、新潟市東区

 第9管区海上保安本部は8月23日、海洋調査を専門とする大型測量船「平洋」の県内初寄港に合わせ、新潟市東区の新潟西港山の下埠頭(ふとう)で報道関係者に内部を公開した。

 平洋は海上保安庁に所属する最大級の測量船で全長103メートル、総トン数4000トン。毎年行っている新潟港沖の水質汚染や放射能の調査のために寄港した。無人で自動潜航し、海底地形データを取る自律型潜水調査機器「ごんどう3」なども紹介した。

 篠原善則船長(54)は「普段見ることのできない内部を見て、平洋の活動を知ってほしい」と話した。8月24日に新潟西港山の下埠頭で一般公開される。受け付けは午前10時〜午後2時半。