
新潟県内は11月29日、上空に寒気が流れ込み大気の状態が不安定になった影響で、各地で大雨となった。午後6時時点で、24時間降水量の最大値が佐渡市羽茂で80・5ミリ、新潟市東区で68・5ミリと、いずれも11月の観測史上最大を記録した。
佐渡市では小倉で市道が長さ約20メートル、幅約5メートルにわたり崩落し、通行止めとなった。強風で倒木が5カ所で発生し、道路を一時ふさぐなどの被害が出た。
新潟地方気象台は、12月1日にかけて雨の降りやすい状態が続く見込みだとして、土砂災害などへの警戒を呼びかけている。
30日午後6時までに予想される24時間降水量はいずれも多いところで、上中越で100ミリ、下越で...
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