県央地区の農産物をPRするイベント「ありがと農」を企画した丸山梓さん(左)と出店農家の渡辺亮介さん=三条市大島
県央地区の農産物をPRするイベント「ありがと農」を企画した丸山梓さん(左)と出店農家の渡辺亮介さん=三条市大島

 新潟県の県央地域を中心とした若手農家の農産物を集めたイベント「ありがと農(のう)」が12月1日、三条市西大崎1のサンファーム三条で開かれる。初めて企画した市内在住の丸山梓さん(46)は「手間を惜しまない地元の若手農家を知ってほしい」と話している。

 ありがと農には三条市や燕市、加茂市などの主に30代の若手農家7軒が出店。ル・レクチエやサツマイモ、自然薯(じねんじょ)のほか、梅干しやドライフラワーといった自慢の品々を販売する。

 丸山さんは40歳で体調を崩して会社勤めを辞め、ハンドメードクラフト作家として活動。今回の出店農家でもある三次郎農園(三条市大島)で2年前から働き、モモの剪定(せんてい)や...

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